SUUMO、海洋大学と共同開発“住まい”に野生ヤドカリが引っ越すか実験

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 リクルート住まいカンパニーの情報サイト「SUUMO(スーモ)」と、東京海洋大学増殖生態学研究室の共同プロジェクトチームが、陸上生活をするヤドカリ「オカヤドカリ」にとって住み心地の良い住まいを探求した動画「Shell We Move?」を公開した。

 動画は約5分半。オカヤドカリが、貝殻不足によってペットボトルのふたなどを住まいとしている現状に触れながら、プロジェクトチームがオカヤドカリにとって最良の住まいを開発しようと会議を重ねる。さらに、自然の中で暮らすオカヤドカリが、プロジェクトチームが開発した“すみか”に引越してくれるかを追ったドキュメンタリー動画だ。開発した“すみか”は、片栗粉が原料で緑色。通常の貝がらより“室内を広くして快適さを追求し、動きやすさを考慮して軽量化させている。

 プロジェクトチームのメンバーだった東京海洋大学増殖生態学研究室の濱崎准教授は「オカヤドカリは、浜に打ち上がった貝殻を宿とするので、貝殻不足の状況があった」と説明。「実際に引っ越しが行われたときは感動しました」と振り返った。また「生態系のバランスの問題など、議論が必要な部分もありますが、今回のプロジェクトは、将来的にはオカヤドカリ類の宿不足を解決していく第一歩になったと思っています」とコメントしている。

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