脳科学で日本人97%が持つ、恐怖遺伝子とは?タンパク質セロトニントランスポーター

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脳科学で日本人97%が持つ、恐怖遺伝子とは?タンパク質セロトニントランスポーター
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日本人は世界一の怖がり屋さん!?日本人の97%が持つ恐怖遺伝子とは?

こんにちは、きょうの話題は、なんと日本人は世界一の怖がり屋さんである事が
最新の研究で明らかになりました。

なんでも脳内で恐怖を抑制する脳内のたんぱく物質である、
セロトニントランスポーターという脳内物質の量が
人の遺伝子のタイプによって大きく異なってくるんだそうです。

だから恐怖を抑える脳内物質のセロトニンサポーターが少ない人は
その分、恐怖を感じやすい、つまり怖がり屋さんであるということなんですね、

そして日本人は、統計データで世界最高の怖がり屋の人種である事が判明
したんです。

最近の脳科学研究では、脳が恐怖かを感じるメカニズムが明らかになってきていて、
ある遺伝子をなくすと恐怖を感じなくなるというのです。

その恐怖をコントロールする遺伝子は恐怖遺伝子とも呼ばれており、
脳の中で恐怖を抑制する働きをするたんぱく質、セロトニントランスポーターの量は
恐怖遺伝子という遺伝子によってコントロールされているという。

私達は本能的に恐怖を感じ取る「恐怖の記憶」を受け継いできています、
例えば暗闇を恐れたり、大きな音を恐れたり、ヘビを恐れたりしますが、

これらは危機を察知し警戒するために必要な恐怖ですが、人それぞれ
怖がり度には個人差があり、遺伝子によって「怖がり度」に差が出てくることがわかってきました。

藤田衛生大学の脳科学者の宮川教授のマウスによる実験では、
通常のマウスは高いところを本能的に危ないと感じるが、恐怖を感じる遺伝子を取り除いたマウスは、壁のない高い場所でもほとんど怖がらなくなったというのです。

恐怖を感じる神経回路は遺伝子によって大きく影響を受けているということですね、
また、臆病と恐怖を感じるというのはかなり似たメカニズムだという。
その恐怖遺伝子は人種により大きく差が出てくるそうで、最も多く持っているのが日本人だという。

恐怖は脳の扁桃体という部分で感じとり、危険を回避するために全身に様々な指令が下される。人間が恐怖を感じると、体には様々な変化が起きてくる。

目の瞳孔は大きく開き、心臓が活発に動いて全身の筋肉に血を送り筋肉の動きを活発化させますね、これが逃げる・戦うための準備態勢となる。

恐怖を感じている時に 「恐怖を感じるな、想像するな」と言われたり強く思うと、逆に恐怖を増大させる結果となるという、

恐怖という感情は言葉や念じることではコントロールできないが、
自らの生み出す表情によってある程度抑えられる?!

最も効果があるのは笑顔。

無理にでも笑顔を作ると恐怖度が下がるという。

笑顔を作るとき、人は無意識にうちに口を横におおきく引き、
歯がしっかりとかみ合った状態となるが、この状態が一番恐怖を感じなくなるのだそうです。

脳科学の発達で人間の未知なる部分がドンドン解明されていきます、今後の脳科学の発展に期待ですね。ではまたお会いしましょう

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